2024/04/27

Taiwan Today

政治

平和的に対話し両岸サービス貿易協定の検証を=行政院長

2014/03/28
江行政院長は28日、両岸サービス貿易協議に反対する学生が国会議場を占拠して11日が経過したことを受け記者会見を開いた。(外交部)
江宜樺・行政院長(首相)は28日、中国大陸との台湾海峡両岸サービス貿易協議(協定)に反対する学生が、立法院(国会)議場を占拠して11日が経過したことを受けて記者会見を開いた。江院長は、同協議は台湾の経済と発展の活路に貢献する重要なものであり、これを撤回する考えはないと強調した。また、立法院の委員会に差し戻し、実質的な審査が進められることを望んでいると表明した。 江院長はまた、台湾は数十年に及ぶ民主化の過程を経て、武力行使に代わる平和を追求してきたと指摘。台湾の大部分の人々はきっと、民主化のプロセスにおいて、暴力的な行為が奨励されることに喜ぶものではないと信じていると語った。 一方、馬英九総統と呉敦義副総統、江行政院長は27日、産業界の代表との座談会に出席した。馬総統は、両岸サービス貿易協議は、その後に続く両岸商品貿易協議に関わるものであり、ささいなことが全局に影響を及ぼしかねないとの見方を示した。また、1条項ずつの審査と表決、すなわち最も慎重なやり方で検証し、争議を解決することに同意すると表明した。

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