2024/04/29

Taiwan Today

政治

馬総統と民進党・蘇主席が会談、第4原発について意見交換

2014/04/25
馬英九総統(右)は25日午前、民主進歩党の蘇貞昌主席(左)と会談し、建設中の第4原子力発電所をめぐる問題について話し合った。(中央社)

馬英九総統は25日午前、最大野党・民主進歩党の蘇貞昌主席と会談し、台湾北部、新北市貢寮区で建設中の龍門原子力発電所(第4原子力発電所)をめぐる問題について話し合った。馬総統は、行政院(内閣)が一方的に同原発の建設中断を直接決定することは、社会に大きな影響を与えることになるため、台湾のすべての人々によって決定すべきであるとの考えを述べた。

馬総統は、与党・中国国民党と、野党・民主進歩党はともに、同原発についての国民投票を行うことに賛成し、この点では共通認識を持っていると指摘。また、民進党の立法院(国会)議員団が提出した、同原発の国民投票についての特別条例「核四公投特別条例草案」に関し、国民党がこれを阻止することはなく、正常な手続きにのっとって取り扱っていくと述べた。

今回の会談は、馬総統の就任以来、初の総統府における全公開の民進党主席との会談となった。

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