2024/05/09

Taiwan Today

政治

今後も中華民国憲法の枠組みで対中国大陸政策を=陸委会

2014/05/29
大陸委員会は27日、両岸関係についての一部有識者の提言内容に対し、今後も中華民国憲法の枠組みのもと政策を進めると表明。写真は28日に行われた両岸経済協力枠組み協議(ECDA)などについてのフォーラムの様子。(中央社)

行政院大陸委員会(陸委会、日本の省レベル)は27日、台湾海峡両岸関係について同日一部の有識者が提言した内容に対する声明を発表した。

声明によると、政府の対中国大陸政策の柱は、台湾の世論の主流に基づき、両岸が別々に統治されているという現実に立ち返り、これを正視することである。また、両岸関係の平和的で安定的な発展にとって最も重要な基礎は、「92年コンセンサス、『一つの中国』の解釈を各自が表明する(九二共識、一中各表)」である。さらに、政府は両岸関係の好ましい発展に関する提言を尊重し、今後政策に対する国民の共通認識の確立に優先的に取り組んでいくとしている。

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