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健保クラウド薬歴システム、642医療機関が導入

2014/07/16
健康保険クラウド薬歴システムは、患者の投薬の質の向上、医師や薬剤師が薬を処方する際の確認作業の強化を目的とする。(衛生福利部中央健康保険署サイトより)

衛生福利部(日本の厚生労働省に類似)は15日、2013年7月に同部中央健康保険署が整備した「健康保険クラウド薬歴システム」は、医師が処方箋を発行する際や薬剤師が薬の処方を行うときに、直ちに患者の直近3カ月の投薬記録を検索することでき、すでに642の医療機関で導入していることを明らかにした。

健康保険のICカードには、医師が処方箋を発行した記録が残されているが、ICカードの最大メモリー要量には限界がある上、検索にも時間がかかる。同署は、クラウド技術を組み合わせた「健康保険クラウド薬歴システム」の導入で、患者の投薬の質の向上や、医師や薬剤師が薬を処方する際の確認作業の強化を促進している。

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