2024/05/06

Taiwan Today

政治

内政部、住宅政策5原則で居住者の適応をサポート

2014/10/06
台北市を代表する高級住宅の玄関に接する仁愛路三段の路上で一夜を明かす活動を行なった人たちは5日、政府が住居に関する社会的正義、並びに不動産価格高騰などの問題を重視するよう訴えた。(中央社)

住宅政策の改革を求める人々が4日夜、台北市仁愛路三段の路上で一夜を明かすデモ活動を行い、5項目の要求を訴えた。内政部(日本の省レベルに相当)営建署は5日、これに対し、中華民国(台湾)が現在実施する住宅政策5原則は政府各省庁の意見を統合したもので、すでに具体的に実施されている他、今後も実践していく方向だと説明した。政府は、「一、住む権利を尊重し、居住に関する社会的正義を実現する;二、税制改革の必要性を認め、不動産市場を健全化する;三、公有地を利用し、『社会住宅』(低所得者もしくは社会的弱者のための賃貸住宅)の建設を増やす;四、多元的なサポートで、居住者が住宅に適応できるようにする;五、賃貸住宅市場を発展させ、賃貸専門の法律を検討する」という方向で努力していく。

営建署は6日、学者及び専門家との座談会を開き、総合的な住宅政策について話し合うことにしている。

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