台湾海峡両岸の窓口機関、台湾の海峡交流基金会(海基会)は、両岸の経済協力について話し合う「両岸経済合作委員会(経合会)」の第7回定例会議を29日に台湾北部・台北市の円山大飯店(グランド・ホテル)で開催することを明らかにした。
今回の会議では、双方が両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の実施現況と推進課題の進捗状況について確認する。これには物品およびサービス貿易のアーリーハーベスト(早期実施措置)の実施状況などが含まれる。また、双方の経済貿易団体の拠点相互設置など経済協力に関する項目や次の段階の計画についても意見交換を行う。
経合会は、設立して4年目を迎える。運営は順調で、台湾海峡両岸の経済・貿易事務機構相互設置を決議した。
なお、前回の定例会議は、昨年8月初めに中国大陸・北京で開催された。