行政院（内閣）は9日、抗日戦勝利および台湾の光復（台湾の中華民国復帰）70周年の記念イベントについて記者会見を開いた。今年は抗日戦勝利からちょうど70周年を迎えるため、行政院は昨年6月から、国史館、国防部と外交部（それぞれ日本の防衛省と外務省に相当）、中華文化総会といった組織や団体と共同で企画準備を進めてきた。今年7月7日から10月25日にわたり、例年の記念イベントより規模を拡大し16項目のイベントが行われる。
イベントの主軸は、「八年の抗日戦は中華民国の国軍と国民の艱難を極めた奮闘の成果である」、「中華民国の抗日戦は第二次世界大戦における連合国作戦の重要な一環である」、「台湾の光復と抗日戦との関係は不可分の密接なものである」、「中華民国と日本の両国民の未来―平和と協力」の4つとなっている。