2024/04/30

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空港MRTの年末の開業を実現せよ:毛行政院長

2015/03/13
台湾桃園国際空港連絡鉄道は今年年末の開業を目指す。(中央社)

毛治国行政院長(首相)は12日の閣議で、「桃園機場捷運(Taoyuan International Airport MRT 台湾桃園国際空港連絡鉄道=空港MRT)」は完成に近付いており、開通後の「直達車(台北駅から新北産業園区、長庚医院の2駅に停車するのみで台湾桃園国際空港の第1、第2ターミナルへと結ぶ急行列車)」は台北駅と同空港を35分間で結ぶことになると説明、その上で、交通部(日本の国交省に類似)と「桃園機場捷運公司(Taoyuan Metro Corporation)」に対し、運営に向けての各種準備を整え、今年年末の開業という目標を必ず達成するよう求めた。

台湾桃園国際空港連絡鉄道は台湾北部の三つの直轄市(台北市、新北市、桃園市)に跨り、在来線の台湾鉄道、台湾桃園国際空港、台湾高速鉄道、台北市、新北市、桃園市の都市部の交通システム網を結びつけることで、3都市の整った軌道交通システムを形成する。また、沿線ではA4駅の新荘副都心、A7駅の「合宜住宅(中低所得者向け住宅)」、A11駅からA16駅にかけての「航空城(桃園エアロトロポリス)」、A17駅からA19駅にかけての台湾高速鉄道特定エリアなど大規模な開発計画が進められる。

台湾桃園国際空港連絡鉄道は全長51.03キロメートル。空港から東は林口、新荘、三重を経て台北駅までを結び、南は台湾高速鉄道の桃園駅から中壢までを結ぶ。駅は22カ所設けられる。

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