台湾北部の台北市で先ごろ、小学生の女児が殺害される事件が発生。毛治国行政院長(首相)は4日、内政部(日本の省レベルに相当)に対し、各警察機関を引き続き指導して教育機関での治安を徹底する他、学校周辺と内部でのパトロールを強化したり、警察官の姿を多く見せたりすることで、事件を模倣する連鎖反応を防ぐよう指示した。
心理的なケアについて毛行政院長は、衛生福利部(日本の厚労省に類似)と教育部(日本の文科省に類似)に対し、継続的な協力と、被害者の家族に寄り添うことを要請。また、教師や生徒たちへの精神的サポート、並びに社会での心の健康教育や心理カウンセリングなどを提供していくことを求めた。