2024/05/06

Taiwan Today

政治

台湾で数十年奉仕、神父二人に永久居留証

2015/06/09
Barry Martinson神父。(新竹県政府サイトより)

台湾には長年にわたって黙々と奉仕活動に取り組む外国籍の神父がいる。北部の新竹県では米国籍のBarry Martinson神父が台湾初の山地託児所を開設。また、フランス人のYves Nalet. S.J神父は果物農家のために桃の販売を続けている。二人の台湾に対する愛情は無数の人を感動させている。このため、内政部(日本の省レベル)移民署新竹県サービスステーションは8日、特殊な永久居留証「梅の花カード」を発給し、二人の台湾に対する無私の貢献に感謝した。

「子どもたちの心の父」と慕われるMartinson神父は、米国カリフォルニア州出身で、41年前に新竹県五峰郷清泉集落に住み着いた。そこで多くの子どもたちが両親の経済的な問題で託児所に通えないことを知り、12年前に「聖心託児所」を開設、無料で親に代わって子どもたちの世話を見ることに。

70歳となるYves Nalet. S.J.神父も新竹県尖石郷嘉楽集落で布教活動を21年間行っており、経済的に恵まれない中学生に無料で補習を施している。

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