2024/05/04

Taiwan Today

政治

日本からの輸入食品、偽装など違法取締の取り組み続く

2015/07/09
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は3月から、日本から輸入された食品について、検査報告に虚偽がないかの追跡調査を進めるなどの取り組みを進めている。写真は台湾中部、台中市のスーパーでの調査の様子。(中央社)

衛生福利部(日本の厚生労働省に類似)食品薬物管理署(TFDA)は3月から、日本から輸入された食品について、検査報告に虚偽がないかの追跡調査を進めると同時に、全国の22県・市の衛生局に市販の食品の検査を拡大するよう命じている。この結果これまでに、違法行為に関わった事業者24社が輸入した、日本の5県(輸入が禁じられている福島、茨城、栃木、群馬、千葉)の381品目の製品を摘発した。

虚偽の申告または未申告の製品に対しては、輸入ロットごとに3万台湾元以上300万台湾元以下(約11万6,000~1,161万日本円)の罰金が科されるため、今後、違法な製品の「輸入食品および関連製品許可通知」407枚を取り消し、これに関わった事業者に1,539万台湾元(約5,954万日本円)の罰金が科されることとなる。

TFDAはまた、日本の福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県で生産・製造された食品が輸入または販売されていた場合、衛生当局に通報するよう呼び掛けている。

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