馬英九総統は15日午後、2014年度の優良献血者代表の表敬訪問を受けた。馬総統は、中華民国（台湾）が積極的に国際人道支援の提供者の役割を果たしていると説明、また国民がこれからも他者への貢献という思いやりの心を海外に発信し、ともに「思いやりの輸出国」づくりを進めようとの期待を語った。
馬総統はあいさつで、台湾の献血率はおよそ7.5～8％で世界最高水準だと指摘。台湾では1974年から無償献血の推進に取り組み、献血量は当時の3,817単位から、昨年の251万単位へと増加、1単位250cc換算で、63万リットル近くになると述べた。現在台湾の人口は約2,300万人であることから、ほぼ3人に1人が献血の経験があることになり、中華民国が「熱血国家」であることは国民が誇りにすべきだと語った。