水資源を大切にすることを提唱し、プラスチックの使用を着実に減らすため、台湾環境資訊（情報）協会はこのほど、「Water Go! アクションプラン」を発起、無料で飲料水を提供する場所のオンライン地図（http://watermap.teia.tw/）をまとめ、環境にやさしいマイカップやマイボトルを携帯し、プラスチック製容器入りの水の飲用を控えようと呼び掛けている。
台湾環境資訊協会によれば、これまで台湾北部の基隆市、台北市、中南部の嘉義、南部の台南、東部の台東といった5県・市の政府から飲用水提供スポットの情報が寄せられるとともに、国立政治大学、国立台湾大学、国立清華大学、国立台湾師範大学、国立台北教育大学、国立中興大学、私立弘光科技大学、国立高雄海洋科技大学、私立高雄医学大学、国立中山大学の10校のサークルに参加する教師や学生から参加表明があった。オンライン地図には現在、800カ所の飲用水提供スポットが表示されている。
同協会は、来年中に少なくとも1万カ所のスポットを網羅する計画で、スマートフォンなどでいつでも近隣500メートル以内にある無料の飲用水提供スポットを検索することができるようになる見通しだ。