2024/04/28

Taiwan Today

政治

中国大陸の学生の台湾就学を歓迎=大陸委員会

2016/07/07
2016年9月から始まる2016学年度の、中国大陸の学生による台湾就学申請の結果が発表された。台湾の大学142校、2,136名の学生募集に対し、就学者は1,693名で、募集定員に占める比率は約79%だった。行政院大陸委員会は、「中国大陸の学生の台湾での就学を歓迎する」とコメント。写真は6月30日、今年上期に台湾を訪れた中国大陸の旅客数について発表した行政院大陸委員会の邱垂正副主任委員兼報道官。(中央社)

中国大陸の学生の台湾での就学に関する業務を担当する台湾側の窓口機関、「大学校院招収大陸地区学生聯合招生委員会」は5日、2016学年度の中国大陸の学生による台湾の大学での就学申請に関する結果を発表した。今年は昨年と比べて就学者が減少し、募集定員に対する就学者の比率も低下した。中国大陸に関する業務全般を担当する機関、行政院大陸委員会(日本の省レベル)は、「中国大陸の学生の台湾就学を歓迎する。同時に、台湾海峡両岸が共に、長年にわたる交流の成果を大切にし、維持していくことを期待する」と述べた。

「大学校院招収大陸地区学生聯合招生委員会」は5日、2016学年度の中国大陸の学生による台湾の大学での就学申請に関する結果を発表した。教育部(日本の文部科学省に類似)は、台湾の大学142校による、合計2,136名の学生募集を承認していたが、その結果、中国大陸の学生の就学が確定したのは92校、1,693名(昨年は2,024名)だった。募集定員に対する就学者の比率は約79%(昨年は94.8%)で、昨年と比べて就学者が減少し、募集定員に占める比率も低下した。

行政院大陸委員会では、「中華民国政府は中国大陸の若い学生が台湾を訪れ、台湾の学生と切磋琢磨して学習することを歓迎する。中国大陸の学生は台湾での就学期間中、台湾の多元的な文化を体験できると共に、中国大陸の発展の経験を、台湾の学生たちと分かち合うこともできる」としている。

「大学校院招収大陸地区学生聯合招生委員会」が5日に発表した結果によると、台湾の大学142校、2,136名の学生募集に対し、就学者は1,693名で、募集定員に占める比重は約79%だった。そのうち最も多かったのは私立淡江大学(台湾北部・新北市)の138名だった。

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