2024/05/03

Taiwan Today

政治

中華民国、米バージニア州と運転免許試験の一部相互免除

2017/02/18
中華民国(台湾)と米バージニア州は、運転免許試験の一部相互免除に関する覚書に調印した。米バージニア州に居住する中華民国国民は、中華民国交通部が発行した有効な普通自動車運転免許証があれば、同州での運転免許証取得の際、技能試験が免除される。ただし、筆記(学科)試験と視力検査は必要。(国家発展委員会サイトより)
米国における中華民国大使館に相当する台北駐米国経済文化代表処は16日、米バージニア州車両管理局(Department of Motor Vehicles, DMV)と、「中華民国(台湾)と米バージニア州による運転免許試験の一部相互免除に関する覚書」に調印した。同覚書は即日発効した。同覚書の発効により、米バージニア州に居住し、運転免許証の申請要件に合致する中華民国国民は、中華民国交通部(日本の国土交通省に類似)が発行した有効な普通自動車運転免許証があれば、同州での運転免許証取得の際、技能試験が免除される。ただし、筆記(学科)試験と視力検査は必要となる。
 
渡米する国民の便宜を図るため、外交部(日本の外務省に相当)は2013年以降、米国の各州及び自治領との間で積極的に、運転免許の相互承認や試験の一部相互免除に関する覚書に調印している。交通部の努力と外交部在外公館の積極的な働きかけにより、現在、コロラド州、テネシー州、アラバマ州、サウスカロライナ州、ネバダ州、メリーランド州、デラウェア州、ウエストバージニア州、アーカンソー州、オクラホマ州、テキサス州、ミシシッピー州、アリゾナ州、アイダホ州、ワシントン州、フロリダ州、オレゴン州、ペンシルバニア州、マサチューセッツ州、バージニア州の20の州とプエルトリコ自治連邦区が、中華民国(台湾)と運転免許の相互承認または試験の一部相互免除に関する覚書に調印している。
 
2016年末までにこの制度を利用した中華民国国民は6,000人以上に上る。
 

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