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ベルリン映画祭、台湾のドキュメンタリー『日常対話』にテディ賞

2017/02/20
第67回ベルリン国際映画祭で、台湾のドキュメンタリー映画、『日常対話』が、LGBTなどをテーマとした作品に贈られるテディ賞を獲得した。写真はベルリン映画祭に向かう前の壮行記者会見。右が黄恵偵監督。左はエグゼクティブ・プロデューサーを担当したホウ・シャオシェン監督。(中央社)
第67回ベルリン国際映画祭の受賞作が18日に発表され、台湾の黄恵偵(Huang Hui-chen)監督によるドキュメンタリー映画、『日常対話(Small Talk)』が、同映画祭でLGBTなどをテーマとした作品に贈られるテディ賞(Teddy for best documentary film with gay or lesbian context)を獲得した。
 
第67回ベルリン国際映画祭は2月9日に開幕、『日常対話』は、コンペティション部門以外の優秀な作品を上映するパノラマ部門で紹介され、そのテーマの関係でテディ賞を争った。『日常対話』は昨年、台湾の映画祭、「金馬奨(Golden Horse Awards)」でドキュメンタリー部門と編集部門にノミネートされるなど高く評価され、観客の投票によってドキュメンタリー部門の「観客賞」に選ばれた。
 
ベルリン国際映画祭のパノラマ部門で、台湾のドキュメンタリー映画が紹介されたのは『日常対話』が初めて。異性愛の娘と同性愛の母親との対話にスポットをあて、母娘が長年にわたる感情的な距離に勇敢に向き合い、関係を修復していく過程をやさしく伝えている。『日常対話』は台湾の名監督、ホウ・シャオシェン(侯孝賢)監督がエグゼクティブ・プロデューサーを担当した。
 

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