2024/04/30

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政治

邱文祥氏、米泌尿器科学会「大統領賞」を受賞

2017/05/18
かつて台北市立聯合医院(病院)の総院長を務めた邱文祥氏(左)が16日、「米国泌尿器科学会(AUA)」より、「大統領賞(Presidential Award)」を受けた。(駐ボストン台北経済文化弁事処提供、中央社)
かつて台北市立聯合医院(病院)の総院長を務めた邱文祥氏が16日、「米国泌尿器科学会(AUA)」のRichard Babayan会長より、「大統領賞(Presidential Award)」を授与された。同医学会は、邱氏が医療と教学の面で果たした卓越した功績を称えている。
 
授賞式典はボストン美術館で、Babayan会長によって執り行われた。世界40カ国あまりから医学界のエリート約200人が集まった。
 
邱文祥氏は台湾の泌尿器科の権威で、台北市衛生局局長、台北市副市長、国立陽明医学院(台湾北部・台北市=現・国立陽明医学大学)院長、台北市立聯合医院総院長などを歴任。「世界内視鏡泌尿学会」による最優秀医学ビデオテープ賞、論文賞なども獲得している。現在は、アジア泌尿器科学会(UAA)の秘書長(事務局長)を務めている。
 
授賞式典に出席した駐ボストン台北経済文化弁事処の頼銘琪処長は、邱文祥氏が「米国泌尿器科医学会」の「大統領賞」を受けたことで、台湾は世界の医学界に頭角を現すことになるとして、邱氏はまさに「台湾之光(台湾の誇り、台湾の星)」と呼ぶにふさわしいと述べた。頼処長はまた、今年WHA(世界保健総会)が政治的な理由で台湾の出席を認めないことは、台湾から参与の権利をはく奪し、台湾の人々の福祉を犠牲にするだけでなく、世界が協力する伝染病対策ネットワークに深刻な抜け穴を生じさせることにもなり、WHO(世界保健機関)憲章によるWHO設立の目的に反すると主張した。WHAはWHOの年次総会。
 
 

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