2024/05/03

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ユニバーシアード台北大会、トリノで聖火の採火式

2017/06/21
第29回夏季ユニバーシアード台北大会を灯す聖火の採火式が20日夕方、イタリア・トリノで行われた。左よりイタリア中央大学体育運動総会トリノ分会のRicardo D'Elicio主席、国際大学スポーツ総会(FISU)のOleg Matytsin主席、柯文哲台北市長と朱木炎選手。朱木炎選手はイタリアのランナーと交代で、トリノ市内2.5キロメートルをリレーした。(中央社)
8月に開催される第29回夏季ユニバーシアード台北大会(台湾北部・台北市)を灯す聖火の採火式が20日夕方、イタリア・トリノで行われた。
 
8月19日に台北で開会式を迎えるユニバーシアードの第1回大会開催地は、採火イベントが行われたトリノ。柯文哲台北市長が特別に代表団を率いて採火式に参加したことは、ユニバーシアードの開催を引き継ぐことを象徴する意義がある。聖火はこの後、次期開催地のイタリアのナポリ、タイのバンコク、韓国のテグを経て台湾入りする。台湾では22都市をリレーする。
 
採火式ではまず、台湾先住民族歌手の雲力思さんによる迫力ある歌声で、「泰雅古訓」が披露された。その後、イタリア国歌と中華民国(台湾)の代表チームの歌、国旗の歌の演奏のもと、イタリア、チャイニーズ台北の旗が続いて入場した。
 
さらに、先住民族グループ「蒂摩爾古薪舞集」による優雅なダンスが繰り広げられる中、聖火への採火が行われた。聖火は本来、Roberto Finardiトリノ副市長から柯台北市長に渡される予定だったが、Roberto Finardiトリノ副市長が先に立ち去ったので、イタリア中央大学体育運動総会トリノ分会のRicardo D'Elicio主席から国際大学スポーツ総会(FISU)のOleg Matytsin主席に渡った後、柯台北市長と聖火ランナーを務める台湾のテコンドー選手、朱木炎選手に渡された。
 
最後に朱木炎選手とイタリアの聖火ランナーが、交代でトリノ市内2.5キロメートルをリレーした。聖火は最後、再び柯台北市長の手に渡り聖火の採火式を完全に成し遂げた。

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