2024/05/06

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台北ユニバのテコンドー「プムセ」、李晟綱と蘇佳恩が男女混合ペアで金

2017/08/22
台北ユニバーシアードのテコンドー・プムセ(型)男女混合ペアで、台湾の李晟綱選手(左)と蘇佳恩選手(右)のペアが優勝。ユニバーシアードにおける同種目での金メダルは台湾初。(中央社)
2017年夏季ユニバーシアード台北大会では21日、テコンドー・プムセ(型)の男女混合ペア決勝ラウンドが行われ、中華民国(台湾)の李晟綱選手と蘇佳恩選手のペアが公認プムセ(Recognized Poomsae=規定演技)で8.06、自由プムセ(Freestyle Poomsae=自由演技)で7.53を獲得、総合得点7.853で優勝した。中華民国(台湾)にとって、ユニバーシアードにおけるこの種目での金メダルは初めて。
 
テコンドー・プムセで、中華民国(台湾)は20日に林侃諭選手と陳建銓選手がそれぞれ女子個人の銀メダル、男子個人の銅メダルを獲得したのに続いて、21日には陳湘婷選手、陳以瑄選手、李映萱選手が女子団体で銀メダル、張惟傑選手、謝明揚選手、黄佳蓉選手が男子団体で銀メダルを獲得した。
 
女子の蘇佳恩選手は大会1カ月前、けがで参加できなくなった廖文暄選手に代わって急遽出場することが決まった。李晟綱選手とのペアで男女ペア種目の金メダルを手にした蘇選手は試合後、廖文暄選手は李選手の時間が無い時、自分の練習に付き添ってくれたとして、「3人で獲った金メダルだということを忘れない」と話した。李晟綱選手は本来、恋人でもある廖文暄選手とのペアで出場する予定だったが、廖選手がかかとを負傷したため、大会1カ月前になって蘇佳恩選手が代理出場することになった。
 
蘇佳恩選手は、練習の中で李晟綱選手から告げられた、「全世界が裏切ったとしても、努力だけは裏切らない」という言葉が深く心に残り、この言葉が自分を練習に打ち込ませたと説明。廖文暄選手に代わって出場したユニバーシアードで手にした金メダルについて、「今年のユニバーシアードは3人で戦ったこと。そして3人で獲った金メダルだということを永遠に忘れない」と話した。
 
李晟綱選手は、蘇佳恩選手が試合で緊張することは分かっていたので、練習ではしばしば「リラックスして、自分にプレッシャーを与えるな」と声をかけていたと説明。また、「1カ月しかないのだから、どれほどいい成績をあげられるかは考えず、できるだけのことをしよう」と話したことも明かした。
 

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