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新北市、路線バス2,500台で無料Wi-Fiサービス

2017/09/13
台湾北部・新北市の朱立倫市長(右から5人目)は12日、市内を走る路線バス2,500台で無料Wi-Fiサービスの提供を開始すると発表した。アクセスポイントの識別名は「New Taipei Bus WiFi」。時間制限は設けず、アカウント登録を行う必要も、FacebookやGoogleなどのアカウントを経由する必要もない。(新北市公式サイトより)
台湾北部・新北市の朱立倫市長は12日、市内を走る路線バス2,500台で無料Wi-Fiサービスの提供を開始すると発表した。時間制限は設けず、アカウント登録を行ったり、FacebookやGoogleなどのアカウントを経由したりする必要もない。広告バナーをクリックすることも要求されず、新北市内を走る路線バスに乗車するだけで、高品質で安定したインターネットサービスを利用することができる。
 
新北市は12日、市役所東側広場で「新北市路線バス無料Wi-Fiサービス提供記者会見」を開催した。路線バスは新北市民が最も多く利用する公共交通機関で、1日当たりの利用者は延べ80万人近くに達する。
 
路線バスのサービス向上を目指す新北市は、台湾で第2世代移動通信システム(2G)サービスが終了し、3G/4Gサービスへの移行が進んでいるこの機会に、路線バス業者に協力して全面的に無料Wi-Fiサービススポットを設置することを決めた。12日以降、「新北公車免費WiFi」と書かれたステッカーが貼られた路線バスでは、携帯電話端末、タブレット、ノートブックパソコンのいずれも、アクセスポイント識別名「New Taipei Bus WiFi」にアクセスすれば無料でインターネットを楽しむことができる。

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