2024/04/29

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国際技能競技大会、台湾は世界4位

2017/10/20
第44回国際技能競技大会で、台湾は金メダル4個、銀メダル1個、銅メダル5個、それに27職種で敢闘賞を獲得した。総合成績は世界4位だった。写真は金メダルを獲得した選手たち。右から家具木工の鄭欽豪さん、電子機器組み立ての蔡喻至さん、グラフィックデザイン技術の黄于貞さん、自動車技術の陳泯亨さん。(中央社)
アラブ首長国連邦で開催されていた第44回国際技能競技大会(WorldSkills 2017)で、台湾は金メダル4個、銀メダル1個、銅メダル5個、それに27職種で敢闘賞を獲得した。総合成績は世界4位となった。
 
今年の国際技能競技大会には世界各地から過去最多の1,300名近くが出場した。台湾は金銀銅メダルと敢闘賞を加え、合計37個のメダルを獲得。特に電子機器組立て(Electronics)では台湾が3連覇を果たすなど、各国から優れた選手が多く集まる中で健闘を見せた。
 
台湾が金メダルを獲得した職種は、電子機器組み立て(台北市立内湖高級工業職業学校、蔡喻至さん)、家具木工(労動力発展署桃竹苗分署、鄭欽豪さん)、自動車技術(国立彰化師範大学附属高級工業職業学校附設進修学校、陳泯亨さん)、グラフィックデザイン技術(労動力発展署雲嘉南分署、黄于貞さん)の4つ。また、陳泯亨さんには、出場国・地域別で最高得点を獲得した選手に与える「各国最優秀賞」が贈られた。
 
銀メダルを獲得した職種はレストランサービス(私立明道高級中学、楊詠淇さん)、銅メダルを獲得したのはメカトロニクス(国立花蓮高級工業職業学校、蔡佳辰さん)、溶接(雲林県私立大成高級商業職業学校、林建宏さん)、貴金属装身具(高雄市中正高級工業職業学校、林靖芳さん)、洋裁(国立嘉義高級家事職業学校、李姿瑾さん)、パン製造(国立高雄餐旅大学、李紀葳さん)。
 
今回、台湾からは42職種、47名が出場しており、ポリメカニクス、製造チームチャレンジ、配管、車体塗装、造園の5職種で賞を逃した以外は、すべてメダルか敢闘賞(27職種)を獲得し、総合成績で世界4位となった。
 
台湾は第43回大会で金メダル5個、銀メダル7個、銅メダル7個、敢闘賞27職種を獲得。第42回大会では金メダル6個、銀メダル4個、銅メダル8個、敢闘賞13職種を獲得。総合成績では2大会連続で世界3位だった。
 
近年は国際技能競技大会への参加に多くの資源を投入している中国大陸が金メダル15個、銀メダル7個、銅メダル8個を獲得し、これまで国際技能競技大会で世界1位だった韓国(今年は金、銀、銅メダル各8個)を破り、1位の座を奪った。2位は韓国。3位はスイスの金メダル11個、銀メダル6個、銅メダル3個だった。
 
 

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