2024/04/28

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電子書籍の「Readmoo」、2017年の閲覧時間2,000万分突破

2018/01/12
台湾の電子書籍プラットフォーム「Readmoo(読墨)」は10日、2017年に「Readmoo」でダウンロードされた電子書籍が30万件近く、閲覧時間は20,751,189分に達したと発表した。この閲覧時間は2016年の3.2倍に相当する。写真は「Readmoo」を手掛ける群伝媒(eCrowd Media)が運営するサイト「閲読最前線」のスクリーンショット。(サイト「閲読最前線」より)
台湾の電子書籍プラットフォーム「Readmoo(読墨)」は10日、2017年に「Readmoo」でダウンロードされた電子書籍が30万件近くに、閲覧時間は20,751,189分に達したと発表した。この閲覧時間は2016年の3.2倍に相当する。
 
「Readmoo」は台湾最大の繁体字中国語EPUB形式の電子書籍プラットフォーム。昨年は閲覧時間、マーカー機能の利用数など、いずれも大幅に増加した。閲覧時間については初めて1,000万分を突破。マーカー機能の利用は510,178本で、2016年同期の4.1倍に達した。
 
2017年は「Readmoo」を利用して購入、あるいは無料ダウンロードされた電子書籍(雑誌を含む)が29万6,899件に達した。購入された電子書籍のうち、実際に閲読されたものは68%に達した。無料ダウンロードされた電子書籍では、実際の閲読率は27%にとどまった。
 
大画面スマホの普及に伴い、台湾では電子書籍を読むためのツールとしてスマホが最も多く利用されている。閲覧時間ベースで見ると、利用端末のおよその比率はスマホ60%、タブレット20%、パソコン20%となっており、この構造は長年変わっていない。時間帯で見ると、深夜の時間帯については「Readmoo」が提供する電子書籍リーダー「mooInk」を利用する人が増えているものの、通常の閲覧に関しては依然としてスマホが主流を占めている。
 
しかし、2017年夏に電子書籍リーダー「mooInk」の出荷を開始して以来、「mooInk」の利用が全体の38.4%を占めるようになっている。以下はスマホ33.3%、タブレット14.2%、パソコン14.1%の順。

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