2024/05/06

Taiwan Today

政治

台湾の腐敗認識指数はやや改善、世界29位に

2018/02/23
トランスペアレンシー・インターナショナルはこのほど、2017年度版「腐敗認識指数」を発表した。台湾の腐敗認識指数は63点、世界順位は29位となった。2016年の61点、31位に比べると、指数と順位のいずれも改善が見られた。写真は2017年度版「腐敗認識指数」地図。赤みが強いほど腐敗の程度が高く、黄色に近いほど清廉であることを意味している。(トランスペアレンシー・インターナショナル公式サイトより)
腐敗や汚職問題に取り組む国際的な非政府組織トランスペアレンシー・インターナショナル(Transparency International)はこのほど、2017年度版「腐敗認識指数(Corruption Perceptions Index)」を発表した。台湾の腐敗認識指数は100点満点中63点に、180カ国・地域中の世界順位は2016年より2位上げ、29位となった。台湾の腐敗認識指数は過去6年間で最も高い数値となった。
 
2017年度版では、台湾の腐敗認識指数は63点、世界順位は29位となり、2016年の61点、31位に比べると、指数と順位のいずれも改善が見られた。台湾の腐敗認識指数は2012年から3年連続で61点だった。2015年に62点に上昇したものの、2016年は再び61点に低下。2017年は63点に上昇し、過去6年間で最も高い数値となった。
 
アジア地域で見ると台湾は、シンガポール(世界6位)、香港(同13位)、日本(同20位)、ブータン(同26位)に続く5位となった。
 
トランスペアレンシー・インターナショナルは本部事務局をドイツ・ベルリンに置く。1995年以降、腐敗認識指数を毎年発表している。これは、世界各国の公務員や政治家がどの程度腐敗していると認識されるかを採点したもの。かつては10点満点で採点していたが、2012年より100点に改めた。数値が高いほど清廉で、低いほど腐敗が深刻であることを意味する。その数値を国際比較し、国別にランキングしている。
 

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