2024/04/28

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台湾茶、フランスの茶葉コンクールで金賞など多数受賞

2018/07/12
フランス農産物振興庁が主催した「第1回世界茶葉コンクール」で台湾産茶葉は、金賞5つを含む複数の賞を受賞、特に烏龍茶が高い評価を受けた。(中央社)
フランス農産物振興庁(AVPA)は現地時間10日、パリにおいて「第1回世界茶葉コンクール」の授賞式典を開催した。同コンクールで台湾の業者は、金賞5つ、銀賞9つ、銅賞3つと特別賞6つを受賞した。
 
台北駐仏経済文化代表処(フランスにおける中華民国大使館に相当)によると、今回のコンクールには15か国から茶葉の農家や業者が参加した。コンクールに参加した茶葉は113種類で、緑茶、白茶(軽発酵茶)、清香烏龍茶(発酵・焙煎を抑えたすっきりした香りを放つ清香型と呼ばれる烏龍茶)、ダージリン、東方美人烏龍茶(台湾を代表する茶葉、発酵度の高い紅茶に似た味わいを持つ)、濃香烏龍茶(高発酵で濃厚な風味をもつ濃香型と呼ばれる烏龍茶)、紅茶など7種類に分けて審査・選考が行われた。そのうち52種類の茶葉が賞に選ばれた。
 
烏龍茶類の賞はほとんど台湾の業者が獲得した。台湾の業者では、華剛茶業、銪茗堂、雪見高山烏龍茶、小茶栽堂、臻味茶苑、福茶苑、軒龍茶業、永安茶業などが金賞5つ、銀賞9つ、銅賞3つと特別賞6つを受賞した。

AVPAは非政府組織で、農産物の生産者と愛好家によって運営されている。今年のコンクールで受賞した茶葉は、10月にパリで開催される世界最大規模の国際食品見本市、「シアル・パリ(SIAL )」で紹介される見込み。

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