2024/04/29

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台湾のデザインプロダクトがNYのギフト見本市に出展、「重点デザインエリア」に選出

2018/08/13
台湾がギフト用品などの国際的な見本市、「NY NOW」(米ニューヨーク)に3年連続で参加。Magi-Steel(鋼の芸)は初出展で、極薄のステンレス製眼鏡枠(中央)などを展示した。(中央社)
米国ニューヨークで行われる家庭用品や衣料品、ギフト用品などの国際的な見本市、「NY NOW」が12日に開幕した。文化部(日本の省レベル)によれば、台湾は「Fresh Taiwan」というキャッチフレーズで3年連続の出展。台湾パビリオンは「重点デザイン(Accent on Design)エリア」に選ばれた。台湾のデザインプロダクトメーカー10社を率いて米国市場進出を目指している。
 
「NY NOW」は毎年1月と8月に開催される。1928年にスタートしてからすでに90年の歴史を持ち、ドイツ・フランクフルトでの「アンビエンテ」、フランス・パリでの「メゾン・エ・オブジェ・パリ」と並んで、世界のギフトやコンシューマープロダクツ(消費財)業界にとって毎年の代表的な見本市となっている。
 
今年の「NY NOW」は、家庭用品(HOME)、ライフスタイル製品(LIFE STYLE)、手工芸品(HANDMADE)の三大展示エリアに分けられている。毎年約2,500社が出展し、400を超える種類で10万点以上の製品が展示される。全米各地及び世界74カ国から5万5,000人を超える専門のバイヤーが会場を訪れるという。
 
台湾が「Fresh Taiwan」として「NY NOW」に出店するのは3度目。その高いクリエイティビティと品質で、「重点デザイン(Accent on Design)エリア」に選ばれた。選出されるには厳格な審査をパスしなければならない。クリエイティビティとオリジナリティ、新たな製品であることが強調されており、プロのバイヤーにとっては見逃せないブースとなる。
 
今回台湾から参加している10のブランドのうち半数は昨年に続く出展。文具や茶器、オーディオ製品、コーヒー器具、玩具、生活アクセサリー品など様々なデザインが紹介されている。文化部によると、昨年の出展で築いた人脈が今年の成績を左右するカギ。文化部は、米国の博物館におけるショップの流通ルートに詳しいBeyond123社のFrank Yang社長はそうしたショップの代表たちに台湾パビリオンの参観を薦めていると明らかにし、より多くの台湾製デザインプロダクトが米国人の暮らしに入り込むことに期待した。
 
 

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