2024/05/05

Taiwan Today

政治

蔡英文総統、パラグアイ次期大統領と会談

2018/08/15
中華民国(台湾)の国交樹立国、パラグアイを訪問中の蔡英文総統(前列左)は現地時間14日、パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス(前列右)次期大統領官邸を訪問、次期大統領と会談した。(中央社)

中華民国(台湾)の国交樹立国、パラグアイを訪問中の蔡英文総統は現地時間14日、パラグアイのマリオ・アブド・ベニテス(Mario Abdo Benitez)次期大統領官邸を訪問、次期大統領と会談した。マリオ・アブド・ベニテス氏は現地時間15日に正式に大統領に就任する。

 

会談後、在パラグアイ中華民国大使館の周麟大使とパラグアイ次期大統領の外交顧問であるHugo Saguier氏によってメディアへ会談の様子が伝えられた。

 

周大使は、「投資、インフラ建設、2国間貿易を今後両国の関係発展における新たなモデルケースの三大主軸とする。双方は、この三大主軸の下、教育、ハイテク、公衆衛生、医療の分野について台湾企業がパラグアイの国民の生活や経済発展につながるインフラ建設に投資するよう奨励すること、台湾とパラグアイの経済協力協定の効果を強化することなどの関連議題について連携関係を強化することに同意した」と説明した。

 

周大使はさらに、台湾とパラグアイは61年にわたる友好関係を「2.0バージョン」に引き上げ、今後もこの関係をさらに深化させると強調した。今後は三大主軸を基礎に、具体的、実現可能でパラグアイの国家や国民にとって有益な、両国にも恩恵をもたらす協力計画をさらに模索、研究・検討するよう期待が持たれる。


Hugo Saguier外交顧問によると、マリオ・アブド・ベニテス次期大統領は今回、蔡総統と会談できたことをとても喜んだという。Hugo Saguier外交顧問はまた、「マリオ・アブド・ベニテス次期大統領は蔡総統の招きを受けて、10月に台湾を訪問する。マリオ・アブド・ベニテス次期大統領は、同国外務省に対して、台湾とパラグアイが今後進める協力計画について具体的に研究・検討するよう指示した。3ヶ月後台北を訪れるときに、今後5年間の重要な提携に関する詳細について発表したい」とのマリオ・アブド・ベニテス次期大統領の意気込みを伝えた。

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