2024/04/29

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台湾の曽俊欣選手、テニスのITFジュニアチャンピオンに選出

2018/12/12
今年、テニス4大国際大会(グランドスラム)の全仏オープンとウィンブルドン選手権のジュニアシングルスで立て続けに優勝を果たし、2018年ITFジュニア・ワールド・チャンピオンに選出されたという快挙を成し遂げた曽俊欣選手。(国際テニス連盟公式サイトより、中央社)
英国に本部を置くテニスの国際統括団体、国際テニス連盟(International Tennis Federation、略称ITF)は11日、台湾のジュニアテニスプレイヤー、曽俊欣(Chun Hsin TSENG)選手が2018年ITFジュニア・ワールド・チャンピオンに選出されたことを発表した。台湾の選手がITFジュニア・ワールド・チャンピオンに選ばれるのは2人目の快挙だ。
 
曽俊欣選手は今年、テニス4大国際大会(グランドスラム)の全仏オープンとウィンブルドン選手権のジュニアシングルスで立て続けに優勝を果たした。さらに、わずか17歳でITFランキングのジュニア男子で、2位に1,000ポイント以上の差をつけてトップとなった。
 
ITF公式サイトから取材を受けた曽俊欣選手は、ITFジュニアランキングをトップでシーズンを終えたことやITFジュニア・ワールド・チャンピオンに選ばれたことをとても不思議な感じがすると語り、「最も素晴らしいシーズンを過ごすことができた。特に全仏オープンとウィンブルドン選手権の男子シングルスで優勝したのは今までで最高の瞬間だった」との喜びを表した。
 
既にプロとして活動する決意を持った曽俊欣選手は、「来年の目標は心身ともにさらに強くなること」と強調した。
 
台湾でITFジュニア・ワールド・チャンピオンの栄誉に輝いたのは曽俊欣選手のほか、2008年に「小胖(おデブ君)」の愛称で親しまれ、2017年のユニバーシアード台北大会にも出場した楊宗樺(Yang Tsung-hua)選手がいる。
 
ITFはジュニア部門以外にも、プロ選手に対する年間ランキングをシングルス、ダブルスに分けてそれぞれ発表している。2017年には台湾の女子テニスプレイヤー、詹詠然(Chan Yung-jan)選手がスイスの名選手、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)選手とともにダブルス部門のランキングでトップとなった。詹詠然選手は台湾のテニス界において、この栄誉ある賞に輝いた唯一のプロテニスプレイヤーだ。

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