2024/05/07

Taiwan Today

政治

公平交易委員会、国交樹立国のエスワティニ王国と競争法覚書交わす

2018/12/13
公平交易委員会の黄美瑛主任委員(右)が11日、エスワティニ王国競争委員会のThabisile Langa執行長(左)と「競争法適用了解覚書」に調印。中華民国(台湾)がアフリカの国と結んだ最初の協力覚書であり、内容は技術協力、情報交換、情報の保護などに及ぶ。(中央社)
エスワティニ王国は中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ国で、双方は今年6月に経済協力協定(ECA)を締結した。これに続き、公平交易委員会(日本の公正取引委員会に相当)のトップである黄美瑛主任委員が11日、エスワティニ王国競争委員会のThabisile Langa執行長と「競争法適用了解覚書」に調印した。中華民国(台湾)がアフリカの国と結んだ最初の協力覚書であり、内容は技術協力、情報交換、情報の保護などに及ぶ。
 
黄主任委員によると、公平交易委員会は過去に、公正かつ自由な競争政策を担う各国の政府機関による技術援助を受けてきた歴史がある。しかし今日の中華民国(台湾)は他国を支援する力を持つまでに成長しており、公平交易委員会も今年6月にはエスワティニ王国が競争法を施行するための能力の整備と訓練に協力、さらには法律執行上の経験を同国と共有した。
 
公平交易委員会では複数の国と覚書の締結を協議中で、経済貿易分野の関係が築かれれば、相手方の主務機関と覚書を交わしたいとしている。これまでに「競争法適用了解覚書」を結んたのは、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、モンゴル、カナダ、ハンガリー、パナマ、日本、エスワティニ王国の9カ国。
 
 

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