世界の女子プロテニス界で活躍する台湾の詹姉妹がこのほど、オーストラリアのホバートで行われたトーナメント、ホバート国際で優勝した。2人がペアを組んだダブルスで優勝したのは約15カ月ぶり。12日に行われた決勝戦では、6−3、3−6と1セットずつ取ったのち、スーパータイブレーク方式(10ポイント先取した方が勝利)のファイナルセットは10−6と引き離して対戦相手のキルステン・フリプケンス(ベルギー)、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)組を下した。
姉の詹詠然(ラティシャ・チャン、チャン・ユンジャン)選手と妹の詹皓晴(チャン・ハオチン)選手が前回ペアを組んで優勝したのは2017年10月の香港オープン。また決勝進出は今月5日に準優勝した豪ブリスベン国際に続く快挙。
ホバート国際の決勝では第1セット、第2ゲームと第6ゲームで相手のサービスをブレーク、第3ゲームでは逆に相手にブレークを許したものの、6−3におさえた。第2セットは第4ゲームのサービスをキープできず1−4から追い上げたものの、3−6で相手のリードのまま終わった。
ファイナルセットは前半互いに譲らず2−2の同点から詹姉妹が5ポイントを連取、リードした9−5の局面から決勝ポイントを獲得し、さらに相手に1ポイントを許したものの、最後は危なげなく10−6でゲームセットを迎え、優勝を飾った。