米国の市場調査会社 IC Insightsによると、台湾のシリコンウエハ生産能力は2015年から世界一を続けている。昨年は8インチ換算で月産412万6,000枚の生産能力があった。世界全体の生産能力に占める割合は2017年の21.3%から0.5ポイント上昇して21.8%に。韓国の21.3%(月産403万3,000枚)を上回り、引き続き世界トップを維持した。
IC Insightsの統計によると、日本の生産能力は8インチ換算で月産316万8,000枚。世界全体に占める割合は16.8%で、国・地域別では世界3位。米国の生産能力は同242万6,000枚で、世界の12.8%を占めて4位に。
中国大陸は月産236万1,000枚で世界の12.5%を占める。世界に占める割合は5位ながら、昨年は2017年の10.8%から1.7ポイント伸び、成長が最も著しい地域だった。
なお、シリコンウエハの生産で世界のトップスリーは台湾のTSMC(台湾積体電路製造株式会社)、韓国のサムスン電子とSKハイニックス。