行政院農業委員会（日本の農林水産省に相当）が設置しているアフリカ豚コレラ中央災害対策対応センターは、ベトナムの動物衛生局が発表した情報で、ベトナム北部においてアフリカ豚コレラウイルスが検出されたことを発表した。アジア地域では、中国大陸、モンゴルに次いで3か国目、東南アジア諸国では初めてアフリカ豚コレラ感染が確認されたことになる。
「動物伝染病防治条例」及び農業委員会動植物防疫検疫局（防検局）が、2018年12月18日に発表した罰則基準に基づき、防検局はきょう（20日）零時より、ベトナムから自己申告せずに豚肉製品を持ち込もうとした場合、初回の摘発で20万台湾元（約70万日本円）、2回目は100万台湾元（約350万日本円）の過料を科すことを決めた。外国人が、20万台湾元の過料の支払いを拒否した場合、内政部移民署（日本の法務省入国管理局に相当）に移送されると共にその場で入国が禁じられる。