2024/05/04

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「ボローニャ国際絵本原画展」、今年は台湾から9名入選

2019/03/27
イタリアのボローニャで開催される児童文学の見本市「ボローニャ国際児童図書展」が4月1日から始まる。そのうち「ボローニャ国際絵本原画展」には、台湾から過去最多となる9人のイラストレーターが入選。「ボローニャ最優秀児童書出版社賞」に、台湾の大塊文化出版公司がノミネートされている。写真は26日に行われた記者会見の様子。(中央社)
イタリアのボローニャで開催される児童文学の見本市「ボローニャ国際児童図書展」が4月1日から始まる。そのうち「ボローニャ国際絵本原画展」には、台湾から過去最多となる9人のイラストレーターが入選している。また、世界を6地域に分けて、各地域の最優秀児童書出版社を選ぶ「ボローニャ最優秀児童書出版社賞(BOP-Bologna Prize for the Best Children's Publishers of the World)」に、台湾の大塊文化出版公司がノミネートされている。
 
「ボローニャ国際絵本原画展」は1967年に始まった。今年は世界62カ国・地域、2,901名のイラストレーターから作品の応募があり、審査の結果、27カ国・地域、76名のイラストレーターが入選した。そのうち台湾人入選作家は過去最多の9名で、日本の10名に次ぐ規模となっている。
 
入選した台湾人作家は、陳盈秀(CHEN YING-HSIU)さん、阿尼默(本名:陳永凱、CHEN YUNG KAI)さん、江培瑜(ペンネームは江魚、JIANG YU)さん、李允權 (YUN-CHUAN LEE)さん、猫魚(本名:蒋孟芸、CHIANG MENG YUN)さん、球老闆Ballboss(本名:周宜賢さん、CHOU I-HSIEN)、林芸(LIN YUN)さん、戴語彤 (TAI YU-TUNG)さん、鄧彧(TENG YU)さんの9名。
 
大塊文化出版公司がノミネートされた「ボローニャ最優秀児童書出版社賞」は、題材、編集、知識のいずれにおいても優れた児童書を取り扱う出版社を表彰するもの。異なる国、領域、文化の間で知識の交流と意思疎通を促進することを趣旨としている。
 
4月1日から始まる「ボローニャ国際児童図書展」には、文化部(日本の文部科学省に類似)の主催、台北書展基金会の受託により台湾パビリオンが設置される。台湾パビリオンでは「山の中の図書館(Taiwan, Library behind the Mountain)」をテーマに、台湾の特色を活かした「Paradise動物テーマ展」を行う。
 
 

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