2024/05/03

Taiwan Today

政治

国防部軍聞社の新聞官、行軍訓練の写真でIPA受賞

2019/05/13
国防部軍聞社の新聞官(=記者)である陳軍均上尉は、今年行われた海軍陸戦隊の長距離行軍訓練を撮影した写真で、「The International Photography Awards(インターナショナル・フォトグラフィ・アワード、IPA)」を受賞した。(軍聞社より)
国防部は11日、国防部軍聞社(=国防部傘下の報道機関)に所属する新聞官(=記者)の陳軍均上尉が、今年行われた海軍陸戦隊の長距離行軍訓練を撮影した写真で、世界的な写真アワード「The International Photography Awards(インターナショナル・フォトグラフィ・アワード、IPA)」を受賞したことを明らかにした。
 
陳軍均さんは今年1月、海軍陸戦隊が行った長距離行軍訓練に同行した。そして、台湾南部・屏東県恒春郷の公道を歩く兵士たちの姿を、空中から俯瞰する形で撮影した。長く伸びる影から、兵士たちが装備している武器の形状まで見て取ることが出来る。光と影による構図と、生き生きとした輪郭が、IPAの審査員に高く評価された。この写真はまた、永遠に「国民と共にある」という国軍兵士の精神を表現した作品でもある。
 
IPAは今年、「Street Photography」をテーマに都市景観を背景とする一コマをとらえた作品を募集した。世界各国のカメラマンがレンズを通して各地の生活の一コマを撮影し、エントリーした。
 
陳軍均さんは、都市景観がテーマの一つであることを知り、すぐに「長距離行軍訓練」を撮ることを思いついた。参加する兵士たちは、彼らが守る土地を一歩一歩踏みしめる。その様子は、台湾の街並みを表現すると同時に、その最も重要な核心である、国家を守る国軍の雄姿を審査員や世界に伝えるものだと考えた。
 
今年度は海軍陸戦隊66旅団と99旅団の2つの単位が、1月に恒春地区で4泊5日の長距離行軍訓練を行った。三軍聯合作戦訓練基地指揮部保力営区(屏東県車城郷)を出発し、一方は時計回り、もう一方は反時計回りに恒春半島をぐるりと回る全行程約200㎞の行軍訓練で、兵士たちの精神力と忍耐力を鍛えた。
 

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