世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である第72回WHO総会(世界保健総会、WHA)が現地時間の20日から28日までスイス・ジュネーブで開催される。WHO事務局は19日、世界14カ国から「台湾をオブザーバーとしてWHO総会に招請すること」を議題として採択するよう提案があったことを明らかにした。
WHOによると、この14カ国とはベリーズ、ツバル、ナウル、エスワティニ王国、キリバス、マーシャル諸島、パラオ、セントクリストファー・ネイビス、ホンジュラス、パラグアイ、ソロモン諸島、ハイチ、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア。いずれも中華民国(台湾)と正式な外交関係を持つ。これら14カ国はWHO事務局に対して、「台湾をオブザーバーとしてWHO総会に招請すること」をWHO総会の追加議題項目として採択するよう提案している。