2024/04/29

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政治

2019年5月20日に永遠の愛を誓う、全国2,575組が結婚

2019/05/21
台湾では毎年、「我愛你(私はあなたを愛している)」の発音と似た数字の並びとなる5月20日に結婚するカップルが増える。今年は台湾全土で2,575組のカップルが結婚した。台北市はこの日に婚姻登記を行うカップルに特製のプレゼントを配布した。(台北市民政局提供、中央社)
内政部によると20日、台湾全土で2,575組のカップルが結婚した。2019年5月20日の数字を並べると「2019」と「520」で、この中国語の発音が「愛你依旧」(変わらずにあなたを愛し続ける)」、「我愛你(私はあなたを愛している)」と似ていることから、この日を選んで結婚するカップルが多かったと推測される。毎年5月20日は結婚するカップルが多いが、2018年の1,989組に比べると今年は586組増加し、対前年比で29.5%増加となった。
 
内政部は、伝統的な考え方の影響を受け、台湾では現在でも吉日や特別な日を選んで結婚する人が多い。また、覚えやすい日や、ある言葉と似た発音の数字の並びになる日なども、若い人たちが結婚を決めるきっかけとなっている。
 
昨日結婚したカップルを自治体別に見ると、新北市(台湾北部)が433組で最も多く、次いで台中市(台湾中部)の338組、高雄市(台湾南部)の334組、桃園市(台湾北部)の260組、台南市(台湾南部)の230組、台北市(台湾北部)の209組の順だった。台湾本島の直轄市(台北市、新北市、桃園市、台中市、台南市、高雄市)を除く地域と澎湖県(離島)では合計765組、離島の金門県と連江県は合計6組だった。
 
毎年5月20日の統計を見ると、2018年:1,989組、2017年:3,955組、2016年:3,053組、2015年:4,888組となっている。
 

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