テコンドーのワールドグランプリが7日から9日までローマのフォロ・イタリコ(Il Foro Italico)で開催され、台湾の林禹翰選手がプムセ(型)種目の男子個人の部で金メダルを獲得した。このローマ大会には世界60カ国・地域から256名の選手が出場。そのうち台湾からは選手9名が出場した。
ワールドグランプリはもともとキョルギ(組手)種目しか行われていなかったが、今年からプムセが追加された。台湾はプムセ種目の男子個人とペア(男女)の部に出場し、林禹翰選手が男子個人の部で金メダルを獲得した。
キョルギ種目では、アジア競技大会の金メダリストである蘇柏亜選手が女子準々決勝まで進んだが、最終的に延長戦(サドンデス)で敗れ、メダル獲得には至らなかった。
プムセはテコンドーの基本的なる攻撃や防御の動作の組み合わせによって構成され、動作の技術性、バランス、気勢などが評価の基準となる。