2024/05/04

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政治

桃園市、世界1位のスマート都市に選ばれる

2019/06/18
台湾北部・桃園市は、6月11日から13日まで米ニューヨークで開かれたインテリジェント・コミュニティ・フォーラム(ICF)の2019年度サミットで、「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー(世界1位のスマート都市)」に選ばれた。写真手前のクリスタルトロフィーを持っている男性は、桃園市を代表してサミットに出席した邱俊銘副秘書長。(桃園市サイトより)
台湾北部・桃園市は、6月11日から13日まで米ニューヨークで開かれたインテリジェント・コミュニティ・フォーラム(Intelligent Community Forum:ICF)の2019年度サミットで、「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー(世界1位のスマート都市)」に選ばれた。桃園市は過去11年間にわたる努力の結果、「Smart 21(スマート都市21都市)」に10回、「Top 7(スマート都市の上位7都市)」に4回選出されたことがある。「Top7」から絞り込まれる「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー」に選出されたのは今回が初めてのこと。
 
スマートシティの選定と推進を目的とするICFは、すでに30年以上の歴史を持つ。毎年世界各地から応募のあった都市の中から、ブロードバンド、知識労働力、革新性、デジタル・ディバイドの解消、政策実行性、サステナビリティの6項目について評価し、「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー」を選出している。また、今年のテーマは「Infinite Learning(無限の学習)」だった。
 
2019年度の「Top7」に選出されていたのは桃園市のほか、米国のイリノイ州シカゴ、オハイオ州ハドソンとウェストビル、カナダのブリティッシュ・コロンビア州アボッツフォード、オンタリオ州ラムトン郡サーニア、オーストラリアのクイーンズランド州サンシャイン・コーストの7都市。桃園市は今年、アジアで唯一の入選となっていた。
 
今回ついに「インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたことについて桃園市の邱俊銘副秘書長は、鄭文燦市長が就任後に推し進めてきたスマート教育、市民カードの発行、スタートアップハブの建設に加え、スマート産業の振興政策の推進などが多くの審査員の評価を得たためと分析している。
 

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