2024/05/03

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男子体操の李智凱、アジア体操競技選手権個人総合で初優勝

2019/06/21
男子体操の李智凱選手が20日、モンゴルで開かれている第8回アジア体操競技選手権大会男子個人総合で優勝した。同大会の個人総合で台湾の選手が優勝するのは初めて。上の写真は李智凱選手(左)と林育信コーチ(右)。下の写真は男子団体の表彰式。左から2位の日本、優勝の中国大陸、3位のチャイニーズ・タイペイ(中華民国)と並んでいる。(林育信さん提供、中央社)
台湾で「あん馬王子」と呼ばれる男子体操の李智凱選手が20日、モンゴル・ウランバートルで開かれている第8回アジア体操競技選手権大会男子個人総合で優勝した。同大会の個人総合で台湾の選手が優勝するのは初めて。総合得点は83.666だった。
 
従来種目別での活躍が多かった李智凱選手は今年4月に個人総合へと重点を移したばかり。わずか2カ月あまりの準備でアジア体操競技選手権大会を制したことは関係者を驚かせている。
 
李智凱選手を指導する林育信コーチは、李選手にとって国際大会の個人総合で初めての優勝だと強調、10月にドイツのシュツッガルトで開かれる第49回世界体操競技選手権大会に向けて自信を深める結果になったと喜んだ。
 
今大会で中華民国(台湾)は男子個人総合で李選手が優勝したほか、男子団体でも合計246.097で銅メダルを獲得した。アジア体操競技選手権大会の団体で台湾がメダルを得たのは初めて。林育信コーチは、初めて韓国を上回って3位に入ったことは最大の収穫だと言えると喜び、特に昨年のアジア競技大会(インドネシアのジャカルタ/パレンバン)男子体操種目別鉄棒で金メダルを獲得した唐嘉鴻選手を「メダル獲得の最大の功労者」と称えた。唐選手が今大会、得意の鉄棒で14.367の高得点を叩きだしたことが、台湾が3位争いから抜け出すカギになったという。
 
 

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