2024/05/03

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アジアの実力企業トップ100社に台湾から10社

2019/07/11
日本の日本経済新聞社が発行する英文ニュースメディア「Nikkei Asian Review」は10日、日本を除くアジアのトップ企業300社余りを対象に、実力企業上位100社を格付けする「Asia300パワーパフォーマーランキング」を発表した。台湾からは10社がランクインした。(Nikkei Asian Review公式サイトより)
日本の日本経済新聞社が発行する英文ニュースメディア「Nikkei Asian Review」は10日、日本を除くアジアのトップ企業300社余りを対象に、実力企業上位100社を格付けする「Asia300パワーパフォーマーランキング」を発表した。今年の1位は韓国の半導体メーカーのSKハイニックス、2位はDRAMの台湾最大手の南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)となった。今年は上位16社のうち11社がハイテク企業によって占められた。
 
このランキングは、2018年までの過去5年間の収益、純利益の平均成長率、純利益率、ROE(自己資本利益率)、総資産に対する株主資本の比率など5項目を基準に、アジアで最も利益を上げ、成長が早い実力企業を評価したもの。
 
台湾からは、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー:2位)、スマートフォン用カメラレンズ最大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン:5位)、世界最大の半導体製造ファウンドリである台湾積体電路製造(TSMC:12位)、アップル社のスマートフォン「iPhone」などに金属筐体を提供している可成科技(キャッチャー・テクノロジー:14位)、工作機械部品大手の上銀科技(ハイウィン:16位)、アパレル受託生産大手の儒鴻企業(エクラ・テキスタイル:26位)、製靴大手の豊泰企業(フェンタイ・エンタープライズ:35位)、産業用コンピュータ分野で世界トップシェアの研華(アドバンテック:38位)、台塑(台湾プラスチック:53位)、台湾水泥(台湾セメント:90位)の10社が100社入りした。
 
台湾水泥以外の9社は昨年に続く選出となった。一方、昨年68位だったIC設計最大手の聯発科技(メディアテック)が、今年はランク外となった。2017年と2018年の2年連続で首位を維持していた大立光電(ラーガン・プレシジョン)は今年5位に転落した。スマートフォン「iPhone」の需要が落ち、同社の収益及び純利益が6%減少したのが理由と見られる。また、DRAMの台湾最大手である南亜科技は、昨年の37位から大きく躍進。今年は2位に躍り出た。
 
 

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