2024/05/02

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新竹の清颺合唱団、スペインのコンクールで2冠

2019/07/11
新竹市の清颺合唱団がスペインのバルセロナで行われた国際合唱コンクール「ゴールデン・ヴォイセス・オブ・バルセロナ」に出場、教会音楽部門と民族音楽部門で1位を獲得した。(清颺合唱団提供、中央社)
台湾北西部、新竹市の清颺合唱団(チンヤン・クワイヤ)はスペインのバルセロナで行われた国際合唱コンクール「ゴールデン・ヴォイセス・オブ・バルセロナ」に出場、教会音楽部門と民族音楽部門で1位を獲得した。
 
このコンクールは5日に行われたもので、審査結果は10日未明に発表された。受賞を受け、現地時間10日夜にバルセロナのランドマークであるサグラダファミリアでステージに立ち、台湾の芸術と文化の素晴らしさを現地の観客に伝えた。
 
コンクールでは、台湾の作曲家を中心に選曲された作品を合唱した。林明杰氏作曲のアヴェ・マリア、台湾の伝統歌劇、歌仔戯(ゴアヒ)でよく上演される演目「薛平貴と王宝釧」で歌われる「身騎白馬」、蔡昱姍氏編曲のタイヤル族歌曲「收割歌」など、多元的な民族が暮らす台湾の特徴と芸術性を兼ね備え、台湾音楽のオリジナリティの実力を世界に発信した。
 
同合唱団は地元・新竹の国立清華大学合唱団OBを中心に、合唱を愛する人々が集まり結成された。指揮者は楊覲伃氏。2009年にはハンガリーの国際合唱コンクールVivace International Choir Festivalで審査員賞に輝いた。2014年はラトヴィアで行われた第8回World Choir Game(合唱オリンピック)に、2016年はハンガリーの「ラウレア・ムンディ・ブダペスト音楽祭」に出場、いずれも民族音楽部門で金メダル、室内部門で銀メダルを獲得している。
 

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