イタリアのミラノで14日に閉幕した夏季ユニバーシアードで同日、テニスの男子シングルス決勝が行われ、台湾テニス界の若きホープ、曽俊欣選手(世界ランキング433位)がウズベキスタンのスルタノフ(Khumoyun Sultanov)選手(同380位)を2-1で下して優勝し、台湾に大会9個目の金メダルをもたらした。
テニスの台湾代表はこれまで、男子シングルスで盧彦勲選手と荘吉生選手が金メダルを獲得、今回弱冠17歳の曽選手が史上3人目となった。
今大会、台湾代表が金メダルを獲得したのは以下の種目と選手。射撃ではクレー射撃トラップ種目で女子の劉宛渝選手と男子の楊昆弼選手、ライフル混合10mエアピストル射撃男女混合で余艾玟選手と郭冠廷選手のペア。体操男子種目別であん馬の李智凱選手(大会2連覇)と鉄棒の唐嘉鴻選手。テコンドーは女子53キログラム級の蘇柏亞選手と女子団体。アーチェリーのリカーブ男女混合で魏均珩選手と彭家楙選手のペア。
台湾代表は現地時間14日夜に行われた閉幕式までに、金9、銀13、銅10のメダルを獲得した。118の参加国・地域のうち総合7位をマークし、台湾にとっては過去最高の成績となった。これまでの夏季ユニバでは2007年と2009年、2011年に金7個を獲得している。