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ウィンブルドン、混合複と女子複で台湾選手が優勝の快挙!

2019/07/15
テニスのグランドスラムの1つ、ウィンブルドン選手権の決勝戦が行われ、ミックスダブルスで、台湾の詹詠然 (チャン・ラティーシャ)選手とクロアチアのイバン・ドディグ選手が、女子ダブルス決勝では台湾の謝淑薇(シェイ・スーウェイ)選手とチェコのバーボラ・ストリコバ選手のペアが優勝を果たした。(ウィンブルドン公式サイト)
英ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで14日、テニスのグランドスラム(世界4大大会)の1つ、ウィンブルドン選手権の決勝戦が行われた。混合複(ミックスダブルス)決勝では、台湾の詹詠然 (チャン・ユンジャン、 またはチャン・ラティーシャ)選手とクロアチアのイバン・ドディグ(Ivan Dodig)選手のペアが、女子ダブルス決勝では台湾の謝淑薇(シェイ・スーウェイ)選手とチェコのバーボラ・ストリコバ(Barbora Strycova)選手のペアが優勝を果たした。
 
詹詠然選手とクロアチアのイバン・ドディグ選手は昨年と今年、グランドスラムの1つ、全仏オープンでミックスダブルスに出場し、優勝している。今年のウィンブルドンでは第8シードで臨み、ノーシードから勝ち上がってきたスウェーデンのロベルト・リンドステット(Robert Lindstedt)選手とラトビアのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko)選手を6-2、6-3で下し、優勝した。
 
詹詠然選手は2017年、スイスの名選手、マルチナ・ヒンギス(Martina Hingis)選手(すでに引退)と組み、全米オープン女子ダブルスで優勝している。これに加えて、イバン・ドディグ選手と組んだミックスダブルスでも3回優勝を果たしていることから、グランドスラムでの個人成績は優勝4回となった。
 
イバン・ドディグ選手は試合後のインタビューで、「詹詠然選手とミックスダブルスを組んで1年半程度だが、グランドスラムに6回出場(2018年全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン、2019年全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン)し、そのうち3回優勝している。コート上での化学反応は良好で、当然ながらミックスダブルスでのグランドスラム4大大会制覇が今後の目標であり、課題でもある」と語った。
 
また、女子ダブルス決勝では謝淑薇(シェイ・スーウェイ)選手とチェコのバーボラ・ストリコバ選手が相手ペアを6-2、6-4で下し、全試合ストレート勝利で優勝した。謝淑薇選手にとっては3回目のグランドスラム優勝となった。ウィンブルドンでの優勝は、2013年の女子ダブルスでの優勝に続く2回目。
 
謝淑薇選手は2013年、中国の彭帥選手とのペアを組み、生涯初となるウィンブルドンの女子ダブルス優勝を勝ち取った。これはまた、台湾人選手にとって初のグランドスラム優勝となる歴史的快挙だった。謝淑薇選手は2014年、全仏オープンの女子ダブルスで再び優勝。今回のウィンブルドンの女子ダブルス優勝によって、グランドスラムでの優勝記録を3回に伸ばした。
 

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