世界の高校生を対象として生物学の理論・実験問題への取り組みを競う「2019年国際生物学オリンピック」がハンガリーで開催され、台湾代表として高校生4名が参加した。台湾代表は、金メダル3個 、銀メダル1個という好成績を収めた。
台湾代表団を引率したのは、団長を務めた国立中山大学生物科学部の陳錦翠教授と副団長を務めた国立中興大学生命科学部の蕭淑娟准教授。11日にハンガリー入りした台湾代表は、現地時間20日夜に行われた閉幕式に出席し、メダルを受け取った。
2019年国際生物学オリンピックには、72か国・地域が参加した。台湾のメダル獲得数は4位だった。これは金メダル4個を獲得した中国大陸、韓国、ハンガリーに次ぐもの。個人成績では、台湾中部・台中市立台中第一高級中等学校(高校)の曽治蓁さんが12位となり、代表4人のうちで最高だった。