2024/05/06

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台北のコンビニ・コーヒー店、9月から1階店舗前が禁煙

2019/08/20
台北市では9月から大手コンビニやコーヒーチェーンの1階店舗前の軒下が禁煙となり、違反した場合は最高で1万台湾元の罰金が科される。(中央社)

台湾北部・台北市では9月1日から、コンビニエンスストアチェーン及びコーヒーチェーン15社の1階店舗前スペース(中国語で騎楼と呼ばれる道幅2メートル程の軒下部分)での喫煙を全面的に禁止する。違反した場合は、「菸害防制法(たばこ害防止法)」の規定によって、2,000~1万台湾元(約6,800~約3万4,000日本円)の罰金が科される。

9月1日から1階店舗前が禁煙となるコンビニチェーンは、セブンイレブン、全家(ファミリーマート)、莱爾富(Hi-Life)、OK(OK Mart)、美廉社(Simple Mart)の5社。同じくコーヒーチェーンは、星巴克(Starbucks)、85度C、路易莎(LOUISA COFFEE)、伯朗(Mr. Brown Café)、丹堤(Dante Coffee、ダンテコーヒー)、怡客(Ikari Coffee)、西雅圖(Barista Coffee)、cama cafe、金鑛(Crown&Fancy)、彼得好(Peter Better Café)の10社。

今回禁煙の適用となる範囲は、1階の店舗前スペース。2階以上または1階店舗前に該当のスペースがない場合は、この範囲に及ばない。

台北市は7月までに、屋外の2,569ヵ所を禁煙とすることが発表された。それらには、公園や緑地など24ヵ所が含まれている。5月に行政院研究発展考核委員会(研考会)が行った世論調査では、多くの市民が店舗前の軒下スペースを禁煙とすることに賛成していることから、コンビニチェーンやコーヒーチェーン15社と協力し、9月1日から店舗前軒下での禁煙措置を推進することとした。

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