2024/05/06

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政治

双十国慶節の祝賀花火、今年は屏東県で過去最長の42分間

2019/09/16
10月10日の双十国慶節の夜に行われる「国慶煙火」(国慶節花火大会)が今年は台湾南部の屏東県に。花火は過去最長の42分間に及ぶとのことで期待が高まっている。写真は会場となる屏東河浜公園。旧鉄橋が美しい場所として有名。(自由時報より、羅欣貞氏撮影)
今年の台湾ランタンフェスティバル(2/19~3/3)成功の余勢を駆って、台湾南部・屏東県は今年、毎年10月10日の双十国慶節の夜に行われる「国慶煙火」(国慶節花火大会)を同県で開催する権利を獲得した。双十国慶節は中華民国の建国記念日。
 
今年の花火は屏東県と高雄市の間を通る河川、高屏渓にかかる旧鉄橋の東側(屏東県側)の屏東河浜公園で打ち上げられる。屏東県の潘孟安県長(=県知事)は11日、今年の花火は過去最長の42分間にわたって行われると明らかにした。詳細は「国慶籌備委員会」(準備委員会)と計画中で、花火の打ち上げは同委員会が担当、屏東県は交通面のアクセスとイベント内容を担当するということ。
 
屏東県では12年前にも県内の大鵬湾で「国慶煙火」を行っている。今回再び花火大会を開催することについて同県の潘県長は、過去最長の花火となるほか、台湾ランタンフェスティバルで注目を集めた米インテル社によるドローンを使ったパフォーマンスにならい、花火大会のためだけのオリジナル音楽を創作して花火と音楽の共演をいっそう緊密にすると強調した。
 
花火大会の開始時間は午後7時40分から8時ごろになる見通し。観賞するためのエリアは屏東河浜公園の草地に設けられる。観客は地面に座って花火を楽しむと共に、様々なステージイベントも観ることができる。屏東河浜公園では毎年、「屏東国際風箏節(屏東国際カイトフェスティバル)」が行われており、広さは10ヘクタールあまりに及ぶ。
 
 

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