2024/04/27

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男子体操団体、チャイニーズタイペイが東京五輪出場権を確保

2019/10/08
ドイツで開かれている世界体操競技選手権の男子団体で中華民国(チャイニーズタイペイ)が好成績を上げ、来年の東京オリンピックへの出場権を獲得。近年の躍進振りは目覚しい。右から2人目が李智凱選手、同1人目が蕭佑然選手。左から1人目が唐嘉鴻選手、同2人目が徐秉謙選手、真ん中が游朝偉選手。(twitter.com/gymnasticsより、中央社)
国際体操連盟(FIG)が、台湾の体操界は「収穫の日」を迎えたとする特別報道でその躍進ぶりを伝えた。ドイツのシュツットガルトで開かれている世界体操競技選手権では6日、男子の予選が行われた。中華民国(チャイニーズタイペイ)の選手たちは第1組で登場し、6種目合計250.093点で演技を終えた。カタールのドーハで行われた昨年の大会での238.195点を12点近く上回る好成績だった。今年の世界選手権は来年の東京オリンピックへの出場権がかかる大会の1つで、チーム全体で上位12位に入れば東京オリンピックでの団体戦(1チーム4人)への出場が決まる。
 
チャイニーズタイペイの男子体操チームを率いる日本人の浜田貞雄代表監督は国際体操連盟公式サイトの取材に対して自信に満ちた様子で、「チームでの250点は東京オリンピック出場に十分な成績だろう」と語った。また、チームのメンバーである徐秉謙選手は興奮気味に、「みんなでオリンピックに行ける」と喜んだ。
 
チャイニーズタイペイ男子体操チームはこのところ、関係者の想像を超える躍進ぶりを見せている。浜田代表監督は細部まで全て考慮済みだとした上で、「基礎から始めて選手たちが進歩した。今日は我々にとって『収穫の日』だ」と述べた。
 
チャイニーズタイペイは唐嘉鴻、徐秉謙、李智凱、蕭佑然、游朝偉の5選手が出場、6種目合計で250.093点とし、全体8位の好成績で団体決勝進出とオリンピックへの出場権を確保。また、李智凱選手と唐嘉鴻選手は個人総合と種目別でも今大会での決勝進出を決めた。李智凱選手と唐嘉鴻選手は6種目全てに出場し、李選手が84.481点で個人総合7位、唐選手は82.763点で個人総合14位につけて決勝に残った。
 
さらに李智凱選手は得意のあん馬で14.966点をマークし、同種目3位に位置。蕭佑然選手も6位で共にあん馬種目の決勝に進んだ。また、唐嘉鴻選手は鉄棒で活躍、14.933点で鉄棒種目の決勝に進出した。
 
 

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