2024/04/29

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台湾サイクリングフェスティバル、今年で9年目を迎える

2019/10/09
交通部観光局(日本の観光庁に相当)は8日、「台湾サイクリングフェスティバル(中国語では「台湾自行車節」)」に関する記者会見を行った。今年で9年目を迎える恒例イベント。今年は「台湾騎跡、小鎮奇遇(=自転車に乗って奇跡を、スモールタウンと出会おう)」をテーマに、さまざまなイベントを実施する。(台湾自行車節フェイスブックページより)
交通部観光局(日本の観光庁に相当)が主催する「台湾サイクリングフェスティバル(中国語では「台湾自行車節」)」は今年で9年目を迎える恒例イベント。今年は「台湾騎跡、小鎮奇遇(=自転車に乗って奇跡を、スモールタウンと出会おう)」をテーマに、自転車産業をテーマにしたイベント、「登山」をテーマにしたイベント、日月潭の一周サイクリングイベント、自転車での台湾一周イベント、自転車での灯台めぐりイベント、自転車でのロハスな旅―の6つのイベントを実施している。レジャーとして楽しむ人も、競技として楽しむ人も、誰もが一緒に楽しめるイベントになっている。
 
今年の「台湾サイクリングフェスティバル」は、13の風景区を取り入れたコースを用意しており、国内外からの参加者は約13万人に上ると見られている。観光局は2021年を「サイクリングツアーの年」と定めており、これに合わせて16億台湾元(約55億日本円)を投じ、「環島自行車道升級計画(=台湾一周サイクリングロードのレベルアップ計画)」を実施することにしている。具体的にはサイクリングロード上に設置しているサイクルステーションなどのハード・ソフト両面の設備を強化する。
 
フェスティバルの一環として行われる「騎遇福爾摩沙」は、自転車で台湾を一周するイベント。競技としてではなく、自転車での旅を楽しむことに重きを置いたイベントだ。今年は20を超える団体、700名以上が参加する予定。参加者は9日間かけて自転車で台湾を一周する。
 
最も難易度が高いのは「台湾自行車登山王挑戦賽」だ。全長105キロメートルのコースで、標高0メートルの台湾東部・花蓮県七星潭の海岸を出発し、合歓山武嶺(標高3,275m)を目指すという競技。
 
今年の「台湾サイクリングフェスティバル」は11月下旬まで行われる。観光局は、自転車に乗って台湾の地方都市を巡り、台湾の人情味を肌身で感じて欲しいと呼びかけている。
 

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