2024/05/05

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チャイナエアラインとエバー航空がAPEXの「五つ星航空会社」に

2019/11/14
乗客の体験向上を目指す非営利団体APEXによる今年の航空会社ランキングで、台湾のチャイナエアラインとエバー航空がいずれも最高栄誉の「五つ星航空会社」に選出された。写真はチャイナエアライン(左)とエバー航空(右)が「五つ星航空会社」の表彰状を受け取っているところ。(中央社)
乗客の搭乗体験向上のため航空会社や旅行関連企業などが構成する米国拠点の非営利団体、APEX(Airline Passenger Experience Association)が12日から2日間、シンガポールのマリーナベイサンズで、今年の航空会社の格付け(2020 Official Airline Ratings)を発表し、成績上位の企業に賞を授与すると共に関連の展示会を開催した。
 
台湾のチャイナエアライン(中華航空)とエバー航空(長栄航空)は並みいる航空会社の中から特に高く評価され、そろって「五つ星航空会社(FIVE STAR GLOBAL AIRLINES)」に選ばれた。「五つ星航空会社」は、APEXと著名な旅行サイト「Triplt」が合同で行う人気投票による「Official Airline Ratings」の最高栄誉。
 
チャイナエアライン・シンガポール法人の左端華総経理(社長)によると、同社が「五つ星航空会社」に選ばれるのは3年連続。今年の評定で600社近い航空会社、140万便の旅客機から選ばれたのはわずか21社で、チャイナエアラインはその1つだった。
 
一方、エバー航空・シンガポール法人の丁緑蘭総主任は、同社では第一線で働くフライトアテンダントと地上スタッフのサービス方式を常により優れたものにし、ソフトとハード面でも強化・更新を行っていると説明。全体的なサービスのクオリティを高め、小さなことまでサービス精神をしっかり反映させていくことで最も心のこもった、細やかなサービスを提供し、旅行者が利用するごとに深い好印象をもってもらえるようにしていると語った。
 
エバー航空は今回「五つ星航空会社」に選ばれたほか、特定地域の乗客による投票で評価される賞(APEX Regional Passenger Choice Awards)のうち、「東アジア地区において総合的に最も優れている航空会社(Best Overall in Region)」にも選ばれるなど、世界から高い評価を得ている。「東アジア地区の優れた航空会社」では、座席と娯楽施設でシンガポール航空、キャビンサービスと食事で全日空、Wi-Fiで日本航空がそれぞれ最も優れていると評価された。
 
 

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