国際卓球連盟(ITTF)の2019年スターアワードのノミネート者が13日に発表され、小学生の頃には「神童」と呼ばれた台湾のホープ、林昀儒(Lin Yun-Ju)選手が、男子スター賞にノミネートされた。これは2017年に女子スター賞にノミネートされた鄭怡静選手に次ぐ、台湾において2人目のスター賞ノミネートとなる。
2017年にノミネートされた鄭怡静選手は、惜しくも中国大陸の丁寧選手に敗れ、スター賞獲得の夢は叶わなかった。
18歳の林昀儒選手のITTF卓球世界ランキング(11月時点)は、男子総合で10位。これは台湾選手で史上最年少のトップ10入りだ。林昀儒選手は今年、オマーンオープン、チェコ―オープン、 T2ダイヤモンドマレーシアでそれぞれ優勝に輝いた。また鄭怡静選手と組んだ混合ダブルスでも、中国オープン、香港オープン、オマーンオープンでそれぞれ優勝している。
なお、林昀儒選手のほか、今年のITTFスターアワード男子スター賞にノミネートされたのは、中国大陸の馬龍選手、許昕選手とスウェーデンのマティアス・ファルク(Mattias Falck)選手。
ITTFスターアワードは、ファン投票と専門家の審査によって最終的な受賞者が決定する。インターネットでのファン投票は今月24日まで。
受賞者は、12月11日に中国大陸河南省・鄭州市で開催される授賞式で発表される。