統計によると、ホールインワンの出る確率はプロゴルファーでも2,500分の1ほどだという。
2018年に林口東華ゴルフ場（台湾北部・新北市）で行われた「台湾大哥大女子オープンゴルフ選手権」では、2日間で台湾の4選手、張亞琦（チャンヤチイ、Ya-Chi CHANG）選手、陳子涵（Hanna CHEN）選手、邱齡緹（Lynn ChIU）選手、李旻（Min LEE）選手）がいずれも同じ16番ホールで、ホールインワンを達成するという前代未聞の珍事が起こり、ゴルフファンを大いに沸かせた。これは、ギネス世界記録の審査を受けて、世界ゴルフ史上で一試合における最多ホールインワン達成という世界記録に認定された。
同選手権で、プレーオフを経て李旻選手が優勝を勝ち取ったことは、記憶に新しい。しかし李旻選手は、2日間で4選手が同じホールでホールインワンを達成するという不思議な事件が印象深く、自身がギネス世界記録の保持者になったことについて「カッコいい」と笑いながら答えた。
台湾大哥大は19日、2019年の台湾大哥大女子オープンゴルフ選手権について、12月11日から13日まで開催することを発表した。国内外から優れたプロゴルファー100選手が参加する予定だ。
台湾大哥大が2017年からタイトルスポンサーを務めている同選手権は、当初から知名度を上げている。第2回目になる昨年は、4選手が同一ホールでホールインワンを達成したことで、さらに話題性を高めた。ギネス世界記録の認定を受け、台湾大哥大の林之晨総経理（社長）は、「台湾で開催されるオープンゴルフ選手権において、初めて国際的な栄冠を得たことだ」との喜びを語った。